宇宙旅行というと、どんなイメージをするでしょうか?
ロケットで宇宙に行き、無重力を体験するのも良いかもしれませんが、特殊な訓練やお金が必要になります。そのための準備時間も必要になりますよね。
気球で成層圏へ行く旅なら、比較的安全に“ほぼ宇宙”の世界を体験できます。大地から見上げる空とは違い、成層圏では地球を包む青の帯“ブルーベルト”が視界に広がります。
本記事では、意外と知らない地球から宇宙までの層についてや気球だからこそ味わえる特別な体験をご案内します。気球による新しい宇宙旅行の時代を、ご期待ください。
宇宙旅行というと、どんなイメージをするでしょうか?
ロケットで宇宙に行き、無重力を体験するのも良いかもしれませんが、特殊な訓練やお金が必要になります。そのための準備時間も必要になりますよね。
気球で成層圏へ行く旅なら、比較的安全に“ほぼ宇宙”の世界を体験できます。大地から見上げる空とは違い、成層圏では地球を包む青の帯“ブルーベルト”が視界に広がります。
本記事では、意外と知らない地球から宇宙までの層についてや気球だからこそ味わえる特別な体験をご案内します。気球による新しい宇宙旅行の時代を、ご期待ください。
地球を取り巻く宇宙までの層
地球を取り巻く空気には層がありますが、大きく分けると次の5層からなっています。
・対流圏(地表〜約12km):私たちが普段利用する航空機も飛ぶ、大気のほとんどがここにあります。
・成層圏(約12〜50km):オゾン層があり、空気が安定していて飛行に適しています。
・中間圏(約50〜80km):流れ星が燃え尽きる場所で、気温が最も低くなる層。
・熱圏(約80〜700km):オーロラが見え、国際宇宙ステーションもここで飛行します。
・外気圏(約700〜10,000km):空気がほぼなくなり、宇宙空間につながります。
宇宙も、成層圏も、想像より近い距離にある
「宇宙」といえばロケットで行く場所というイメージが強いかもしれません。ですが、実際の国際的な基準では 地上から約100km上空を“宇宙のはじまり” としています。“宇宙のはじまり”ことをカーマン・ラインと呼びます。しかしこの境界はあくまで目安で、空気が徐々に薄くなるため明確な境目というものはありません。大きな特徴としては外気層に近くなるほど無重力体験ができます。
一方、成層圏は高度10〜50kmとイメージより近い位置にあります。空気の動きが少なく安定していて、雲の上から青い地球の帯「ブルーベルト」を眺められる領域です。ロケットほど過酷な旅ではない“身近な宇宙体験”が可能です。
成層圏を気球で旅する魅力
成層圏に気球で到達する旅には、以下のような魅力があります。
・視界の感動:地球のカーブが目に入り、青→黒へと空の色が変わる神秘のグラデーションを体感できます。
・静かな空間:揺れが少なく、航空機よりも安定しているため、大切な人との会話や映像撮影にも最適です。
・誰でも参加可能:ロケットとは異なり、特別な訓練や資格が不要です。旅行の一環として、幅広い層が気軽に参加できます。
・柔軟な時間配分:ゆっくり上昇し、地上まで戻る6時間の旅程は、旅行スケジュールにも組みやすい魅力があります。
まとめ
成層圏での気球飛行は、宇宙の雰囲気を安全かつ近い距離で味わえる“新しい旅の選択肢”です。地球と宇宙の間に身をおき、視界に広がる青と黒の世界を感じれば、多くの人にとって「宇宙って手が届く場所だった」と実感できることでしょう。
こうした体験を可能にするのが、PassionPlanetsが展開する宇宙サービス事業です。旅を通して、あなたの夢や発信に、“宇宙視点”という唯一の価値を加えてみませんか。
株式会社PassionPlanets
代表取締役 矢内綾乃

<経歴>
1977年生まれ 群馬県 富岡市出身
1993年 淑徳与野高校 入学
1996年 北海道大学 応用物理学 入学
2000年 北海道大学大学院量子物理工学 数理物理工学 入学
大学院卒業後、株式会社日本電気 (NEC) 半導体事業部最先端技術開発グループに入社。
2014年、株式会社PassionPlanets 代表取締役就任。エンジニア・一般職のフリーランス準委任契約事業、個人コーチング、レンタルスペース事業。
2022年、宇宙サービス事業開始
2024年7月 有料職業紹介事業、労働者派遣事業開始
エンジニア支援、人材支援、宇宙サービス事業でも、夢を形にすべく邁進中。
協力的なパートナーに恵まれ、2児のママであり、あやのファミリーの大黒柱として奮闘中の女性経営者。