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対談~株式会社PassionPlanets 代表取締役 矢内綾乃とは~

矢内綾乃Ayano Yanai
座右の銘:「人は豊かで自由な存在だ」

<経歴>
1977年生まれ 群馬県 富岡市出身
1996年 北海道大学 応用物理学
2000年 北海道大学大学院量子物理工学 数理物理工学
2002年 元NECエレクトロニクス
2014年 株式会社PassionPlanets 代表取締役就任。
2016年 株式会社UCHIAGE 代表取締役就任。
2017年 コンサルティング事業
    一般社団法人新スポーツ推進団体。現在は、社団法人NEWSPOの名誉顧問。
2018年 オーガニック専門店 natural style BIO SOPRA Tokyo オープン


現在は、『自然とともにあるライフスタイル』を実現するためにECサイトの販路拡大を進めると共に、店舗経営コンサルティング、独立支援、個人コーチング、人材-就職マッチング代理店、など多方面で活躍中。

2児のママとしても頑張っている。

自己紹介~株式会社PassionPlanets 代表取締役 矢内綾乃とは~

株式会社PassionPlanets 代表取締役 矢内綾乃さんにインタビューをさせていただきます。矢内さん、よろしくお願いします。
はじめに、自己紹介をお願いします。

矢内綾乃(やないあやの)と申します。
世界文化遺産で有名な群馬県の富岡市で生まれ、自然の中でのびのびと育ちました。
勉強は好きな方で、趣味も多く、趣味から事業に繋がっていることも多いです。
旅行、サーフィン、野球、ドッチビー、など経営者仲間と一緒に体を動かして趣味を楽しんでいます。

現在は、『自然とともにあるライフスタイル』を実現するためにECサイトの販路拡大を進めると共に、店舗経営コンサルティング、独立支援、個人コーチング、人材-就職マッチング代理店、など多方面で活動しています。

事業と並行して、2児の母親業もこなし、充実したライフスタイルを過ごしています。
近年では「宇宙」に関わる事業に新たに参入し、日々挑戦しています。

ありがとうございます。
株式会社PassionPlanetsの事業の中でも「宇宙サービス事業」は興味をそそられますよね。
矢内さんは、学生のときから宇宙に興味があったのでしょうか?

そうですね。10代の頃は宇宙飛行士に憧れ、20代の頃には『宇宙旅行代理店をやりたい』という夢がありました。

小学生の時から宇宙に興味があったんですね。
大学で物理学を専攻されたのも、そういったことが理由だったのでしょうか?

はい、中学生の時に本屋さんで手にとって読んだ「宇宙論がわかる」という本に刺激をうけ、物理の分野に進みました。

就職活動のときに、JAXAを受けたとお聞きしました。

はい、北海道大学の物理工学系に入学した年に、宇宙飛行士の毛利衛さんの講演をきいて感動したのがきっかけで。
入学式から5年の月日が経ち、大学院まで進んだのち、NASDA(現JAXA)の入社試験に応募しました。熱意はあったので、それが伝わったのでしょうか、1次面接に通りました。
そして、2次試験の筆記試験がわからなすぎて、すごすごと帰った記憶はいまでも鮮明です。

あの頃は「もしも、受かってJAXA勤務していたら、、、」と妄想して楽しんでいましたね。笑

JAXA受けてみて何を思いましたか?

結論、私のような中途半端な宇宙への憧れがある人間は、旅行で行くのがベストだ!と。
そう自分を納得させたのが懐かしいです。

仮に合格したとしても、その中で宇宙に行けるのも数万分の1くらいの確率でしょう。合格した後も死ぬほど努力をし、そして才能と能力のある者だけが宇宙にいけるんだろうな、と思いました。


転機

現在は、事業に子育てに日々充実しているとお聞きしています。
もともと、マルチタスクで何でも上手く出来ていたのでしょうか?

今が充実しているのは、自然とそうなったわけではなく、20代の時にそうなろうと描いて、戦略・戦術を先人から学び、基盤を作ってきたからです。
マルチタスクで仕事をする力もその時に身につけました。

当時の大手メーカーでの働き方と宇宙とでは、あまり接点がないように感じますが、宇宙事業を意識したきっかけは何だったのでしょうか?

最初に就職した会社では、最先端技術開発をする部署にいて、エンジニアとしてのやり甲斐がありましたが、自由度や女性らしい生き方という面で、限界を感じていました。

一人の経営者さんとの出会いで、「会社のための目標はあるようだけど、あなたの人生の目標はあるの?」と聞かれた時に頭が真っ白になり、なにも答えられませんでした。
それをきっかけに、どうなりたいかを考えはじめました。

経営者さんから、
「子供の頃に、こんな将来にしたいな、って夢とかなかったの?」との質問があり、
過去を思い出し答えたのが、「しいていうなら、宇宙飛行士ですかねぇ」
無理だろうと忘れていた過去の夢でしたが、
「仕事で行くのは難しいけど、経営者さんで成功して、旅行でいった人はおるで!」との予想外の返答に、衝撃を受けました。
宇宙に行ける可能性は、まだあるのかもしれない!と、希望を感じた瞬間でした。

その出会いから、旅行で宇宙にいけたら良いなぁと思うようになりました。
更には、宇宙旅行代理店を経営して、沢山の民間人が宇宙旅行に行けるようになったら、『こんな新時代をもたらすことができるんじゃないかな』と思うようになりました。


成層圏から地球を観て

矢内さんは、そんな想いを実際に実現されていますよね。
宇宙事業に携わるだけでなく、ご自身でも成層圏から地球を観たとお聞きしたときは、とても驚きました。
リアルに地球を観る前と後で、何か変化はありましたか?

”リアルな地球に国境は書かれていない”

『国境は無い』ということを目の当たりにすることで、体感を伴って世界は一つだと認識しました。

子供の頃から、歴史や地理の教科書には国境線が描かれていました。
しかし、真実としては、地球には国境線は描かれていません。人間が勝手に引いたにすぎないのだな、と。

ロシアからMIG戦闘機に乗って、宇宙空間とまではいきませんが、成層圏までは行くことができました。
地球が丸く見える経験は感動的でしたし、確かに国境線はありませんでした。

私のような一民間人が妄想していても世界はすぐには変わらないかもしれませんが、これまでも、これからも、出会うチャンスや人のご縁に自分の使命を見出して、チャレンジして行きたいです。

【宇宙がすぐそこ!】ロシア発 民間人がMIG戦闘機で行く成層圏旅行の動画


仕事の醍醐味・人生観

矢内さんは、ご自身の経験や事業を通して、何を学び、何を大事にされていますか?

人生は自分の望む結果の原因づくり。
物事はすべて物理法則があると信じています。
結果と原因の法則を、人生を通して学び活かしていきたいと思っています。

人生は自由で豊かだということを生き方を通じて証明し続けます。

人に恵まれて成長してきたからには、これからの世代に恩送りをしていきたい、そのためにも、経験、チャレンジ、達成、貢献を大事にしていきます。

矢内さんが思うカッコイイ大人とは?

明確なビジョンをありありと描いて、果敢にチャレンジする大人がかっこいいな、と思います。
『成功者は幼な子のように求める』という格言がありますが、何歳になっても子供のように目をキラキラさせて未来を描く人たちが大好きだし、自分もそう在りたいとおもいます。

物事に期限をきり、厳密に仕事をしながらも、難しい顔をすることなく、楽しんでいて、ワクワクしていて、周囲に与えている、そんな『ハードワーク』と『楽しんで明るい子供のような』を両立している大人がとても素敵でかっこいいな、と思うので、私もそうしていきます。

矢内さんは「人生」をどのように捉えているのでしょうか?

壮大な質問ですね。笑
私は、よく人生を夏休みに例えることがあります。

保育園、小学校、中学校、高校、大学、企業に勤めるという決められたレールに従って進んできましたが、人生の使い方は夏休みのように本来自由だと思います。

人生は、二度とないワンチャンスです。
先に人生の宿題を集中して終わらせて、残りの時間を自由に楽しんだり、人のお役に立ったり、興味のある自由研究にいそしみたいと考えています。

私は、35歳あたりまで集中してビジネスと人材の基盤を作り、次のリーダーの育成が必要になるタイミングで仕事を人に任せつつ、37歳で長女を生み、41歳で二女を産みました。

40代の今は仕事のペースを変え、次世代の若手にどんどん仕事を任せながら、頑張ったご褒美として、ワーケーションやアクティビティに毎月招待しています。
そして自分の母親・家族孝行も大事にしています。

ビジョンで繋がった仲間に対して、仕事のスキルでお役にたち、プライベートでワクワクや喜びを提供し、家族から「あなたにあえて良かった」と思われる40代、50代を過ごして行くことがとても楽しみです。


これから成し遂げること・メッセージ

矢内さんの、これから成し遂げたいことをお聞きしてもよろしいでしょうか?

『自然とともにあるライフスタイル』『未来の青い地球を守る』を実現すべく、立ち上げている事業を軌道に乗せることです。
今はまだ言えませんが、子供の頃からの夢をまたひとつ叶えようと動き出しています。
これは、夏休みでいうと『自由研究』のような、収入にとらわれず、全力で取り組みたい事業です。

一貫して思うことは、ビジョンと想いで繋がった仲間に対して、仕事のスキルでお役にたち、達成会やワーケーションでワクワクや喜びを提供し、家族から「あなたにあえて良かった」と思われる40代、50代を過ごして行くのがとても楽しみです。

ありがとうございます。
最後に、矢内さんからメッセージをひと言いだければと思います。

親に求められたものではなく、会社の枠組みでの目標でもなく、一回しかない人生の中で自分の望む生き方とはどのようなものでしょうか?

10年後、20年後、本当に望んでいる状態とはどんな状態でしょうか?
本当は、自分の人生を自由自在にデザインできるのだとしたら、どうしたいでしょうか?

この地球上のすべての生物に共通しているのは、必ず人生最後の日が来るということです。(過去)すでに出来ることの安全圏で、未来を選ぶのはとてももったいないです。

人生最後の日から見たら20代など序盤に過ぎません。
人生を一日24時間に例えたら朝の6時前です。
決めつけてしまうのはあまりにも早く、これからなんでもできます。

今新しいことに踏み出すのが怖かったりリスクに感じたとしても、人生最後の日に「本当はもっとできたんじゃないか」と後悔するリスクに比べたら、なんてことないのではないでしょうか。

聖書に「人は豊かで大きい」という一節があるそうです。

私は、人は豊かで自由な存在だと思います。
周りの目を気にすることなく、自分の力を信じて、同じ価値観を持つ仲間を大事にして、豊かだ!と心で感じる人生にぜひチャレンジしてください。


最後に

株式会社PassionPlanetsは、「夢は、願い、挑戦し、努力を継続すれば叶うんだ」ということを証明することに情熱を燃やしています。


これまで、文化を進歩させ、文明を開花させ、無いものを現実に作ってきた科学は、すべて非常識な情熱と好奇心とあくなき挑戦だったのではないでしょうか?


宇宙に進出するという分野で、或いは、エンジニアリングという分野で、これから先の未来の地球を牽引していく「人類の先頭集団でありたい」と願う人とパートナーシップを組んで行きたいと強く願っています。



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